メキシコ旅行の全行程は以下の通りです。
メリダからチチェンイツァまでの片道切符は、ADOバスで2時間程度。今回は、事前に ADOアプリで予約しており、料金は156ペソ(1000円強)。ADOアプリは座席指定もできてとても便利。
しかし、Chichen-Itza から Merida までの戻りバスの予約がアプリではどうしても取れない。。。おそらく座席指定ができるバスしかアプリには対応していないのだと思われ。
そこで、Merida に到着後(Chichen-Itza 訪問前日)に ADO TAME を訪れ、窓口で直接チケット購入。
メリダのバスターミナルは TAME と呼ばれていてGoogle Map で Merida ADO Tame で検索すれば一発です。
建物も立派でとても分かりやすい。
チケットの窓口は混雑しているので、もし当日に購入するならば1時間前には来たほうが良いと思う。
今回はChichen-Itzaの往路チケットはあるので、復路だけ欲しいということなのだが、窓口は基本スペイン語なので、事前に欲しいチケットを紙に書いて手渡すことにした。
復路のバスは1時間に1本はあるようで、選択したのは 14:40 Chichen-Itza 発のバス。これは ADOではなく Oriente だった。
座席指定は無しで、137ペソ(900円程度)。ほかにも13:00台や15:00台など、選択肢は多かった。今にして思えば、13時台のバスでもよかったと思う。
ついでに、Uxmal 往復のバスも購入。こちらも座席指定無しで片道 97 ペソと安い。どうやら Campeche 行きのバスで、途中 Uxmal を通るらしい。
チケットは驚くことにICカードで、チケット分の金額が1枚のカードに記録されている模様。これを運転席横に設置されたカードリーダーに乗せると行先までの必要料金だけ引き出される。カードリーダーの読み込み速度は遅い。
Chichen-Itza に向かう23日の天気は晴れ。
早朝の空にはクリスマス前か、十字架が。
往路のバスは予定通り、バンタイプの小型バス。パレンケでも経験したけど、このバスはとても乗り心地が良い。何より座席指定がうれしい。
バスは 7:15 オンタイムに出発。一路 Chichen-Itza へ。当然バスは満席。
超有名遺跡だけに、胸の高鳴りが抑えられないw
ちょうど2時間後の9:15、Chichen-Itza に到着するも、観光バス渋滞でなかなか駐車場に入れない。
ようやく駐車場のあるロータリーに到着。
写真に写っているのは Oriente バスですが、到着した場所もここ。裏に Market Place があるのがわかります。Chichen-Itza 観光が終わると必ずここから出てくることになるので、戻りのバスがわからなくなることはありません。
到着したらさっそくチケットオフィスへ。
チケットオフィスは案の定大混雑!チケットオフィスは左右に2か所あり、どちらに並んでもだいたい同じようなもんです。
面倒なのは、「2種類のチケット」を「別々の窓口で」購入する必要があるってこと。
いわゆる国立公園入場料的なものが85ペソ。これをはじめに購入する必要があり、スタッフから「次は 4 番窓口に行って」と言われる。
4番窓口に85ペソのチケットを見せると、486ペソの遺跡入場券が買える。。。という感じ。しめて 4000円。高いw
なんだかんだで、チケットを手に入れるまでに30分を要した。
遺跡エリアに入ってしばらく歩くと、真っ先に目に入るのが超有名な エル・カスティージョ神殿。
ククルカン(羽毛の蛇)で有名な神殿ですね。
残念ながらピラミッドには登れません。外から見るだけ。うーん、仕方ないけど味気ない。
神殿の片隅でイグアナを発見。でかい...
神殿の西には球戯場とジャガーの神殿。
球戯場の壁面のレリーフはとても面白いんだけど、いかんせん太陽を遮る場所がどこにもなくて、早くも体力が削られている。。。クラクラしてきた。。。
暑さに耐えつつ、鷲の基壇と金星の基壇を堪能。レリーフが緻密で面白い。
もっとじっくり見ていたかったが、あまりの暑さに耐えられなくなりセノーテ方面に退避。セノーテに続く道の両側は、仲見世かと見まがうほどの土産物屋通り。
セノーテの横にはカフェがあり、ここで30分ほど一休み。救われた。。。
ここのセノーテは濁っていて、特に感想は無しw
一休みして、サンドイッチを食べて、体力回復完了。
元に戻って戦士の神殿へ。中には入れないけど見ごたえあり。カルナック神殿を思い出す。
神殿の頂上には、ケツァルコアトルの柱とチャックモールが。
神殿の下に広がる千柱の回廊は圧巻だけど、もうすこし近くで見たかった。
回廊をぐるっとまわって、エル・カラコルへ。どこもかしこも立ち入り禁止。。。
さらに奥にある尼僧院へ。ここもレリーフがよく見えてよかった。
私のマヤ遺跡での一番のお気に入りは、この山の神 ウイッツと言われている装飾(雨の神 チャークという説も)。同様の装飾はウシュマルでも大量にみられるのですが、緻密で複雑で、見ていて全く飽きない。
見られる場所はすべてみて回り、総所要時間は3時間強。
マーケットプレースで土産も買い、もうやることが無い。
現在の時刻13:30。バスの到着まで1時間以上ある。
仕方ないのでバス乗り場の近くで(到着時と同じ場所)で、コーヒーを飲みながら一休み。
14:30 やっとバスが到着。
並んでなかったので当然座れず。。。メリダまで立ったままだった。
メリダに到着すると、町はすっかりクリスマス。
明日はウシュマル。かなり楽しみではある。
チチェンイツァ 所感
- 登ったり、中に入ったり。。。といったイベントが全くないので、ぐるーっと見て回るだけなら2時間あれば十分。ただ、見ていて楽しいレリーフはいくつかあるので、長く見積もっても3時間でよいかと。
- 7:15メリダ発で見学開始が9:30とすると、1時台のバスでも十分だったと思う。
- 晴れるととにかく暑いので熱射病注意。防止必須。
- 売店は遺跡の両端にあり、不便きわまりないww よって飲料水の携帯必須。あと、軽いスナック類があればベター。
- 土産物屋は安い(ぼったくり値段じゃない)と思うので、言い値で買ってOK。
- エジプトの神殿は何度でも訪問したいけど、ここは1度でいいかな。表面的な見学しかしようが無く、深堀できなくてものたりない。