自分の勘違いで、乗るはずの飛行機が存在しなくて焦った!というお話です。
以下はザルツブルク空港のアマデウスターミナル。なんか高尚な響きだわぁ。
先日、短い夏休みをとって 1 週間ほど EU 圏内をぶらーっと旅行しました。最終目的地がザルツブルクで、そこからミュンヘンを経由して羽田に戻ってきました。
そのときの予約が以下です。
[3]に注目していただきたいのですが、SALZBURG から 16:20 発の LH3865 に乗って、19:00 に MUNIC(ミュンヘン)に到着。。。と書かれています。
結論から先に書けば、この LH3865 ってバス便なんです。エアバスじゃないですよww 正真正銘、自動車のバスです。POSTBUS ってのがバス会社なんです。知らんがなぁ〜。
ばかな私は「へぇ、ザルツブルクからミュンヘンって飛行機飛んでるんだぁ」とアホ面で思い込んでいました。だって、ANA で予約したし、まさかバスだとは思いもしないわけですよww
よく考えれば飛行機で 2時間40分も飛べば東京から那覇に行けます。いや、ちょっと考えてもザルツからミュンヘンなんて、そんなに時間がかかるはずがないってことに気づくわけですww
で、帰路となる最終日、ザツルブルク空港に到着してみると、案内板には LH3865 が無い。ルフトハンザのカウンターもない!
もうパニックですよ。
日程を間違えた?
いや、もしかしてザルツブルク空港ってのは、別にもう1つあるんじゃないか? ルフトハンザの LCC 的な何かがあるのか?
いろいろ頭を巡らせ、 Information で質問しました。ただ、思い込みでパニクっているので、質問の仕方も悪かった。。。
「ルフトハンザのカウンターってどこ?」
「2 番と 3 番だよ」
なるほど。確かにAir Austoria に交じって LH の臨時カウンター的なものがある。
でも、待てど暮らせどカウンターがオープンしない。
あせる。
そこで、2回目の質問。
「LH3865 に乗りたいんだけど、カウンターがオープしないみたいで。。。」
「あー、その便は自動チェックインを使うんだよ」
「えと、荷物は?」
「荷物はバスで運ぶ。駐車場の前にバス停があるから、そこで待ってればOK」
ふーん、てことはバスで荷物ともども飛行機まで移動して、そのまま乗り込むのか。きっと小さな飛行機なんだろうなぁ。プロペラかなぁ。風が強いからやだなぁ。とか、勝手な理屈で納得。
無事チェックインが完了。チケットも発行された。
よし、これでバス停に行けばいいのか。
で、駐車場前には確かにバス停はある。あるけど、どのバスを待てばいいのかさっぱりわからない。バスは次々来るんだけど、みんな市街地に向かうバスのようだし。
てか、そもそもこんな道路からバスに乗って機場に入っていけるもんなの?
仕方ない。もう一回聞くことにする。
「何度もごめん。バスってどこ行き?」
「MUNICH に決まってるじゃん」
「え?」
「だーかーらー、ここからバスに乗ってミュンヘンに移動するの!」
「バス?」
「そう、バス」
なるほど!LH3865 ってのはバスなのか!
やっと腑に落ちて周囲を見渡してみれば、ちょっと離れたところに
確かに POSTBUS のバス停があった。
時刻表もこのとおり。16:20 発のミュンヘン行がある!
なんだー、それならそうと、わかりやすく書いてよ~ww
LH3865 をWEB で検索しても、バス運行って情報はなかなか出てこなくて、状況を理解できるまで時間がかかりましたww
で、このバスの乗り心地ですが、なかなかいい感じです。
私が乗ったときはタマタマなのか、ザルツからミュンヘン移動ってのがマイナーなのか、席はガラガラ。
ザルツ空港を出ると、郊外ののどかな風景が広がります。
見ているだけですごく癒される。
ミュンヘンに入ると有名なアリアンツ・アレーナ の横なんかも通って、ちょっと得した気分。
最初はあせったものの、ゆったり過ごせたバスの旅でした。
てことで、お気をつけて。