前回の続きです。
3日目 アブシンベル、アスワン
アブシンベル観光
この日は朝一でアブシンベルに移動するため、3時に起床し、ホテルを朝4時にチェックアウト。似たツアーに参加された方のBLOGを拝見すると、2時起床、4:30の飛行機だったようです。。。これはハードだ。。。この年齢じゃもう無理だろうなぁ。。。
以下のようなランチボックスを配布されました。
カイロを飛び立った飛行機はいったんアスワンを経由し、再度飛び立ちアブシンベルへ。アブシンベル行きの飛行機のおすすめの座席は進行方向左側の窓際。アブシンベルが近づくと、こんな景色が見られます。上空からのアブシンベル神殿です。
アブシンベルでは完全に自由行動。滞在時間は2時間程度。とにかく暑くて、手元の温度計は50度近くを示していましたw それでも、この大規模な岩窟遺跡に血沸き肉躍る。
アブシンベルでは映画か何かの撮影をしていたようです。アブシンベル大神殿のすぐ隣にはネフェルタリの小神殿。いずれも内部に入ることができるが写真撮影は残念ながら不可。
アブシンベルといえば、デビッド・ロバーツという画家が残したスケッチが有名です。この砂に埋もれたアブシンベル大神殿を見るたび、心がざわつき、またあの不便なエジプトに行きたくなるんですよねぇ。
彼が残した画集は Amazon で買えますし、Magnolia Box というサイトでは、絵をポスターやポストカードにして販売しているようです。
アスワンハイダム、イシス神殿、切りかけのオベリスク
アブシンベル空港から再び飛行機に乗り、今度はアスワン空港に降り立つ。
バスに乗り換えて向かったのはアスワンハイダム。歴史でも習いますね。
アスワンハイダムの周辺で砂漠の砂収集タイムww 日本から持ってきた小瓶に、砂漠の砂を詰めて日本に持ち帰るわけです。私はダイソーで買った貝殻のビンに詰めて持って帰りました。今でも週刊エジプトのピラミッドとともに飾ってありますww
アスワンハイダムに立つと、ナセル湖越しに神殿遺跡が見えます。カラブシャ神殿です。これもアブシンベル同様、ダム建設時の水没から救済された遺跡の一つ。個人旅行ならば必ず訪れるけど、今回は残念。。。
このあたりでちょうど昼飯となるが、そろそろエジプト飯にも飽きてきた。。。食が進まないのでビールばかりをあおるw ツアーには当然食事がついてきますが、ドリンクは別料金。ステラは700ml程度の大きさだったと思いますが、500円程度だった気がします。ちょっと高い。
昼食後は待ちに待ったイシス神殿。私は、ガイドブックで見た写真の美さに感動し、この神殿訪問が楽しみでなりませんでした。みてください。この写真。私が撮った写真でさえもこれだけ美しいw 本当に行ってよかった!内部は、まぁ、普通でしたww
神殿を後にして向かったのは、おなじみ「切りかけのオベリスク」。正直、暑くて、もうどうでもよかったですww ガイドの話もあまり入ってこなかったww
1日の工程がすべて終わり。この日の宿はなんとエレファンティーネ島にある Elephantine Island Resort Aswan。Movenpick Resort系列のホテルのようです。エレファンティーネ島はナイル川の中州で、船で渡る必要があります。
このホテル、中州にあるので、アスワンの町中に繰り出そうとすると当然船に乗らないといけないのです。ビールも買いたいし、ホテルじゃ売ってないし、どうしたもんかと思っていると、ホテルの渡し舟があることを聞きつける。夜、ツアー客数人と船に乗って対岸に渡り、ビール探しをしたのでしたw
で、忘れてた。このツアーには「ファルーカ遊覧」が含まれていて、エレファンティーネから晩飯会場までファルーカに乗って移動しました(超効率いい!!ww)。30分程度の遊覧でしたが、風が気持ちよく、ナイル殺人事件でおなじみの方ラクトホテルなんかも見られて、なかなか楽しめました。
ファルーカ自体は気持ちよかったのですが、面倒だったのは、ツアーでおなじみの「音楽とダンス」タイムww。地元の船頭が音楽を鳴らし、みんなで踊るという。。。踊りたくもないのに無理やり踊らされ、やっと終わったと思ったら。。。
今度はお土産購入タイムww お盆に動物の骨で作った櫛(作りが超雑)だとか何かが載せられて、一人一人に回されるwww。すべて1ドルとのこと。場は一気に白けて、誰も買いませんでした。
当時の日本はデフレ真っただ中です。100円ショップが乱立していて、ちょっとした中国製の小物ならば100円で買えるんです。しかもわりと品質も良い。訳の分からない小物を出されて1ドルとか言われましてもww
気の毒だとは思うのだけど、ちょっと、値付けを間違えていると思う。1ドルならば安いからドブに捨てる感覚で使えるでしょ?という感覚なんだとは思いますが、実はそれが勘違いだという。1ドルもしくは100円って、最も身近でリアルな金額だから、それを出すか出さないかについては案外シビアに判断するということを知っておいてほしいなぁ。
エレファンティーネ島から見たアスワンの街の夜景。うーん、普通。。。。w